動粘度 粘度変化の調査確認

動粘度とは (量・単位:mm2/s )

動粘度測定用恒温槽【絶対粘度】
液体のネバさを表す物質値です。
絶対粘度(μ)=密度(ρ)×動粘度(ν)

【動粘度】
恒温槽内に浸した粘度計m2からm3までの流出時間を測定し、粘度計定数とかけあわせた値です。
潤滑油の場合は動粘度がよく用いられ、ISO においても粘度グレードは動粘度で規定されています。
動粘度(m㎡)=粘度計定数(C)×流出時間(S)

粘度変化の原因

【動粘度の上昇】
●異物油の混入
●スラッジの発生
●酸価劣化
●水分混入

【動粘度の低下】
●異種油の混入
●せん断による配向(一時的)
●せん断による永久粘度低下(分子切断)
●水分混入

ページの先頭へ