鉄粉濃度計とは

鉄粉濃度計は強磁性体を搭載し、潤滑油中に含まれる摩耗粒子の含有量を測定する分析機器です。

直径1μm未満の粒子も検出可能で粒子の大きさに関わらず直線性のあるデータを測定できます。

測定は試料油をプラスチックバイアルに2mLを入れ、それを装置にセットすると測定値がディスプレイに表示されます。 ICP等の発光分光では燃焼できない(5μm以上)等、摩耗粉の大きさや量にも対応できます。

主な用途

摩耗金属の傾向分析に最適です。
鉄摩耗粉が多大な装置に有効です。
【検出感度】
1ppm(Fe)～2000ppm(Fe)

●一般試験所
●風力タービン
●石油工場
●精製工場
●製造工場
●発電所
●ガスコンプレッサー
●航空、鉄道、船舶
●軍需関係