ラビリンスシール

密封部に狭い通路を設けて密封作用を行う非接触シールの一種です。
ラビリンスパッキンまたは単にラビリンスともいいます。

略語一覧

AA Atomic Absorption Spectrochemical Analysis 原子吸光分析
EPMA Electron Probe X-Ray Microanalyzers 電子プローブX線マイクロアナライザ
FT-IR Fourier Transform Infrared Spectrophotomete フーリエ交換赤外分光光度計
GC Gas Chromatographs ガスクロマトグラフ
HPLC High Performance Liquid Chromatographs 高速液体クロマトグラフ
ICP Inductively Coupled Radio Frequency Plasma 誘導結合形高周波プラズマ発光
MS Mass Spectrum analysis 質量スペクトル分析
NMR Nuclear Magnetic Resonance Spectrometers 核磁気共鳴装置
SEM Scanning Electron Microscopes 走査電子顕微鏡
STM Scanning Tunneling Microscopes 走査トンネル顕微鏡
TEM Transmission Electron Microscopes 透過電子顕微鏡
XF X-Ray Fluorescence Spectrometry 蛍光X線分光

ASME American Socity of Mechanical Engineers アメリカ機械学会
ASTM American Socity of Testing Materials アメリカ材料試験協会
BS British Standard BS規格

SAE Society of Automotive Engineers アメリカ自動車技術者協会
MIL Military Specification MIL規格

NAS National Aerospace Standards Committee NAS規格
TAN Total Acid Number 酸価
TBN Total Base Number 塩基価
KF Karl Fischer カールフィッシャー法(人物名)
PPM Parts Per Million 百万分率
ZnDTP Zinc Dithiophosphate ジチオりん酸亜鉛
AW Anti-Wear Hydraulic Oil 耐摩耗性作動油
EP  Extreme Pressure Gear Oil 極圧ギア油

硫化油 Sulfurized Oil

硫黄と油脂またはテルペン等との反応生成物またはこれらを含む鉱油。硫化油は硫黄を含む活性タイプと不活性タイプに分けられる。ギヤ油、切削油剤等の極圧添加剤として用いられる。

流体潤滑 Fluid Film Lubrication

流体膜によって2面が完全に分離している潤滑状態を流体潤滑といいます。
その流体膜に負荷を支える圧力を生じさせるのに動圧型と静圧型とがあります。
前者は2面の相対運動によって圧力を発生させるもので、それにはくさび膜効果とスクィーズ膜効果があります。

流動点 Pour Point

試料油を規定の方法で冷却したとき、試料が流動する最低の温度をいい、潤滑油の低温流動性の指標とする。流動点は油中に析出するパラフィンワックス分によるため、ワックス分の多いパラフィン系基油は溶剤脱ろうを行って流動点を下げる。
JIS K 2269。

流動点降下剤

(パラフィン系)基油よりもさらに低い流動点を要求される潤滑油に添加される物質で、折出するワックスの結晶形態を変え、流動点を下げます。
すなわちワックスの結晶化および3次元的網目構造化を妨げたり、ワックス結晶表面への潤滑油の吸着を抑制します。

冷間加工 Cold Working

塑性加工で製品の硬さおよび強さを高め、仕上がり成形精度を上げる目的で行われる。工業的には室温での加工を指し、学問的には材料が加工硬化する温度での範囲すなわち再結晶温度以下での加工を指します。

冷間鍛造 Cold Forging

材料の再結晶温度以下において、工具で加圧し工具形状に沿って押出しまたは充満させて所定の品物をつくる加工で、変形抵抗が大きいという性格上、高い加工圧力が必要である。

ロングドレイン油

潤滑油の交換時期をより長く延ばせるよう、各種性能を向上させた高品質の油。